給湯器のリモコンに「888」や「88」というエラーコードが表示されると、故障かと不安に感じる方が多いのではないでしょうか。ご安心ください。このコードは故障を示すものではなく、給湯器の設計標準使用期間が到来したことを知らせる「点検お知らせ表示」です。この記事では、888(88)が表示される理由、リセット方法、そして点検を受けるべきか交換すべきかの判断基準を詳しく解説します。
エラーコード888(88)とは?
エラーコード888(88)は、給湯器が設計標準使用期間に達したことをお知らせする表示です。一般的なエラーコードとは異なり、機器の異常や故障を意味するものではありません。お湯は問題なく使える状態で表示されます。
メーカーによってコードの表記が異なります。リンナイは「888」、ノーリツは「88」、パロマは「888」を使用しています。いずれも意味は同じで、設計上の使用期間である約10年が経過したことを示すコードです。
なぜ888が表示されるのか
888が表示される背景には、2009年4月に施行された「長期使用製品安全点検制度」があります。この制度は、経年劣化による事故を防止するために、メーカーが設計標準使用期間の到来を所有者に通知することを義務づけたものです。
給湯器の設計標準使用期間は約10年と定められています。これは10年で壊れるという意味ではなく、安全に使用できる目安としてメーカーが設計・検証している期間です。給湯器は毎日ガスを燃焼させる機器であり、10年を超えると内部部品の劣化が進行しやすくなります。
具体的には、熱交換器の腐食、ゴムパッキンの硬化、電子基板の劣化、バーナー部分の摩耗などが経年で進みます。こうした劣化は外見からは判断しにくいため、メーカーが自動的にお知らせを表示する仕組みが設けられています。
888が表示されてもすぐ壊れるわけではない
888が表示されたからといって、給湯器がすぐに使えなくなるわけではありません。実際に、表示後も数年にわたり問題なく使い続けているご家庭も少なくありません。この点はご安心ください。
ただし、使用期間が10年を超えた給湯器は、内部の劣化が外からは見えない形で進行していることも事実です。経年劣化を放置すると、以下のようなリスクが生じる可能性があります。
- 不完全燃焼による一酸化炭素の発生
- ガス漏れ
- 異常着火や異常燃焼
- 漏水による機器周辺の腐食
エラー表示のリセット方法
888(88)の表示は、リモコン操作でリセット(消去)することが可能です。メーカーや機種によって手順が異なりますが、代表的な方法は以下のとおりです。
リンナイの場合
リモコンの電源をOFFにした状態で、「決定」ボタン(または「詳細」ボタン)を長押し(約5秒間)します。画面に確認表示が出たら、再度ボタンを押して消去を確定します。
ノーリツの場合
リモコンの電源をOFFにし、「あつく」ボタンと「ぬるく」ボタンを同時に約5秒間長押しします。表示が消えたことを確認してください。
パロマの場合
リモコンの電源をONにした状態で、上下の温度調整ボタンを同時に約5秒間長押しします。
点検を受けるべきか、交換すべきか
888が表示されたときの対応は、給湯器の状態によって「点検のみで継続使用」と「交換」の2つに分かれます。
点検で済むケース
以下に該当する場合は、点検を受けて問題がなければそのまま使い続けることが可能です。
- お湯の温度が安定しており、設定温度どおりに出る
- 異音や異臭がない
- 過去に大きな修理歴がない
- 排気口や本体外装に目立った劣化がない
交換を検討すべきケース
以下に該当する場合は、点検と合わせて交換を検討することをおすすめします。
- 使用年数が12年以上経過している
- お湯の温度が不安定になっている
- 運転中に異音(ボンッ、ピーなど)がする
- 過去1〜2年の間に修理を行っている
- 排気口周辺にすす汚れや変色が見られる
- メーカーから補修部品の供給終了を告げられた
交換する場合の費用目安
給湯器を交換する場合の費用は、機種のタイプや号数によって異なります。一般的な費用目安は以下のとおりです。
| 機種タイプ | 費用の目安(税込・工事費込み) |
|---|---|
| 給湯専用(16号) | 10万〜15万円 |
| 追い焚き付き(20号) | 15万〜25万円 |
| エコジョーズ(高効率型) | 20万〜30万円 |
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まとめ
エラーコード888(88)は、故障ではなく給湯器の設計標準使用期間(約10年)が到来したことを知らせるお知らせ表示です。表示されてもお湯は使えますので、慌てる必要はありません。
ただし、10年を超えた給湯器は内部劣化が進行している可能性があるため、早めに点検を受けることが大切です。点検の結果、異常がなければそのまま使用を続けられます。お湯の温度が不安定、異音がする、修理歴があるといった症状がある場合は、安全面とコスト面の両方から交換を検討されることをおすすめします。
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